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2022.12.26

弁護士岩出誠の論文「非正規労働者への対応③」が労働新聞3382号(連載最終回)に掲載されました。

現在連載中の弁護士岩出誠の論文「非正規労働者への対応③」が、労働新聞3382号(連載最終回)時代に沿った就業規則のアップデート(6面)に掲載されました。

労働条件の変更は可能
労働契約法18条により有期契約労働者が無期契約に転換された場合の労働条件は、別段の定めがない限り、期間の定めがなくなることを除いて、従前と同一の労働条件となる。つまり、賃金などは従前のままで良く、逆に、特段の定めで変更も可能、という意味である。

すなわち、同法18条1項の規定による無期労働契約への転換は期間の定めの変更のみを意味するもので、同項の「別段の定め」をすることにより、期間の定め以外の労働条件を変更することは可能である(「労働契約法の施行について」=平24・8・10基発0810第2、平26・11・28基発1128第2、平成27・3・18基発0318第2、最終改正平成30・12・28基発1228第17〈以下、「労契法施行通達」〉)。

労契法施行通達は、…
労働新聞社「労働新聞3382号」はこちらをご確認ください

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