


弁護士 中村 博(ロア・ユナイテッド法律事務所)
1997年4月:掲載
最近、以前は支払を遅滞したようなことが全くなかった取引先の甲社が、しきりに支払の猶予を懇願してくるようになりました。甲社の資金繰りが大変だという噂があるので、甲社の事務所所在地にある最近完成したビルの登記簿謄本を閲覧したら、極度額1億円の根抵当権をはじめ合計4個の担保権(被担保債権額の合計2億2千万円余り)を設定していました。本件ビルは時価が約1億円ちょっとしかしないはずでそれほどの金銭価値があるとは到底思えないので、他の不動産にも担保権を設定して借金しているのは確実だと思うのですが、どのようにして調査すればいいですか。
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