平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、前回延期にさせて頂いておりました、弁護士松本貴志による「フリーランスとの契約に際しての注意点」につきまして、顧問会社様向けにセミナーを開催致します。当日はオンラインでの開催とさせていただきますので、ご参加頂ける方には追ってURLをお送り致します。 さらに、2021年9月15日に、改正過労死認定基準が公表されたことを鑑み、急遽テーマを追加してセミナーを開催させて頂きます。講師は、当事務所の代表パートナー弁護士岩出誠が務めます。 皆様のご参加をお待ちしております。
セミナーの詳細
開催日:2021年9月29日(水) 14時~16時(予定)
セミナーのテーマ
テーマ1:『フリーランスとの契約の注意点~フリーランス指針を踏まえた企業対応~』
講師 | ロア・ユナイテッド法律事務所 弁護士 松本 貴志 |
近年政府が掲げる「働き方改革」やワークライフバランスの考え方から、企業にとらわれない自由な働き方である「フリーランス」が注目を集めています。
「フリーランス」の語源は「軍に属さない傭兵(freelance)」を指す言葉だったと言われていますが、現在では、特定の企業や組織に属さず、一個人として案件ごとに企業等と契約して仕事をする「自営業」者や「個人事業主」のことを言います。フリーランスは、仕事内容、取引先の選定、報酬の交渉、労働時間等について自由に決定できる点で魅力的な仕事形態である一方で、取引先との関係で不利な立場に置かれることも多く、法律上の保護が必要な場面も多くあります。
そこで、令和3年3月26日、内閣官房、公正取引委員会、中小企業庁、及び厚生労働省は、連名で「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」を発表し、フリーランスと企業との契約に関して、独占禁止法、下請法、及び労働関係法令の適用関係を明らかにするとともに、これら法令に基づく問題行為を明確化しました。
本セミナーでは、上記ガイドラインの内容をご紹介するとともに、フリーランスとの契約に際しての注意点等について考えたいと思います。
テーマ2:『労災認定基準改定!脳・心臓疾患の労災認定の評価方法の変更点と実務への影響』
講師 | ロア・ユナイテッド法律事務所 代表パートナー弁護士 岩出 誠 |
業務による過重負荷を原因とする脳血管疾患及び虚血性心疾患等については、「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準」(平13・12・12基発1063、最終改正令2・8・21基発0821第3(以下、旧基準という)に基づき労災認定が行なわれてきましたが、同認定基準の改正から約 20 年が経過する中で、働き方の多様化や職場環境の変化が生じ、裁判例の中でも同基準より柔軟に労災認定する動きもある中で、厚労省「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」(以下「検討会」という)において、令和2年6月から最新の医学的知見や法律学等の専門的見地から認定基準について検討がなされ、旧基準を廃止して、新たに、令和3年7月16日「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書」が公表されました。労基則35条別表1の2第8号「長期間にわたる長時間の業務その他血管病変等を著しく増悪させる業務による脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、高血圧性脳症、心筋梗塞、狭心症、心停止(心臓性突然死を含む。)若しくは解離性大動脈瘤(りゆう)又はこれらの疾病に付随する疾病」を踏まえて、基準の題名も変更され、令和3年9月14日付「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準」基発0914号第1(以下、改正脳心基準)いう)として告示されました。同基準は令和3年9月15日 から施行されます。 そこで、旧基準から改正脳心基準への労災認定の評価方法の変更点と実務への影響を報告書、関連裁判例等を踏まえて、解説します。
会費 | 無料 |
会場 |
オンライン |
【セミナー当日のスケジュール】
受付 | 13:45 ~オンライン接続開始 |
セミナー開始 |
14:00 |
お申込方法
お申し込みは、9月24日までに、本ページ内の青い「セミナーお申込フォームへ」を押してメールフォームよりお申し込みください。
お問い合わせ先
担当秘書 吉野直通 : 03-3592-1128
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目1番23号
虎ノ門東宝ビル9階 ロア・ユナイテッド法律事務所
代表パートナー弁護士 岩出 誠