セミナー情報

中小企業経営者&人事担当者向け実践セミナー

中小企業
経営者 人事担当者向け
実践セミナー
競業避止義務と営業秘密管理による
既存顧客の防衛戦略
~よくある相談事例から考える~
退職した従業員が競合する事業を始めたり、競合する企業に転職したりすることを防ぎたいという企業側の相談を、年に数回程度は受けます。
退職する従業員が、退職後の競業を見据えて顧客や取引先の情報などを持ち出すという事件も、近年増えています。
退職者による上記のような起業や転職を防ぐには、どのような方法が考えられ、どこまでが法的に許されるのでしょうか。退職者による顧客情報持ち出しのリスクに対処するためには、どのような手法があるのでしょうか。
企業が特に守りたい既存顧客との取引を中心に、競業避止義務に関する労働法の理論と不正競争防止法上の営業秘密について解説し、戦略を練ります。
2024年7月11日(木)14:00~15:30
開催形式:Zoom開催

    このセミナーで得られるもの

  • 労働法における競業避止特約の有効性の判断要素
  • 競業避止義務を設定する方法
  • 不正競争防止法の営業秘密とは何か
  • 営業秘密に指定するとどのような利点があるのか
  • 企業規模に応じた営業秘密管理のポイント
  • ノウハウを吸収した従業員が退職後に競業を開始するリスク
  • 退職した従業員がノウハウだけでなく既存顧客との取引を奪いにくるリスク
  • 競合他社に転職した従業員がノウハウや顧客情報を持ち出すリスク

以上のようなリスクを予防する必要があります。

サクセスほか(三佳テック)事件上告審判決(最一小判平成22年3月25日・労判1005号5頁)

パワフルヴォイス事件判決(東京地判平成22年10月27日・判時2105号136頁)

消防試験協会事件判決(東京地判平成15年10月17日・労経速1861号14頁)

エフ・ジェー・ネクスト事件控訴審判決(東京高判平成24年7月4日)

紛争化しないよう
事前に備えておきましょう。

こんな方に
おすすめのセミナーです

  • 退職する従業員に対して競業を禁止することができる範囲を知りたい
  • 競業自体は構わないが、顧客の奪取だけはやめさせたい
  • 法律上の営業秘密の概念や営業秘密に該当したときの効果を知りたい
  • 競業や顧客の奪取について、裁判ではどのように争われるのかを知りたい

参加特典

特典①

無料法律相談(本セミナーの対象以外のことでもお気軽にご相談ください。)

特典②

競業避止条項(就業規則)・競業避止特約(誓約書等)の無料点検・アドバイス

特典③

営業秘密管理規程の無料点検・アドバイス

特典④

顧問契約お試し1か月無料
※士業の方の参加特典のご利用は受け付けておりません。

講師紹介

岩野 高明(弁護士)
Takaaki Iwano

略歴

  • 早稲田大学法学部卒業
  • 弁護士登録(東京弁護士会)

主な著作

  • 「労災の法律相談〔改訂版〕」(青林書院/2023)
  • 「テレワーク・フリーランスの労務・業務管理Q&A」(民事法研究会/2022)
  • 「新型コロナ対応人事・労務の実務Q&A」(民事法研究会/2020)
  • 「第3版 新・労働法実務相談」(労務行政研究所/2020)
  • 「労災の法律相談」(青林書院/2019)
  • 「労働事件 立証と証拠収集 〔改訂版〕」(創耕舎/2019)
  • 「最新整理 働き方改革関連法と省令・ガイドラインの解説」(日本加除出版/2019)

セミナーの詳細

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